みなさんは、“昼寝推奨企業”が増えていることをご存知でしょうか?
日本国内だけではなく、海外でも増えてきているのです。
なかなか受け入れ難い気もしますが世界中で増えてきているのは事実なのです。
今回は昼寝を導入している企業はどこなのか、また昼寝をすることによってどのような効果があるのかを調査していきましょう。
Contents
『パワーナップ』昼寝を導入している国内の企業はどこ?
「えっ日本にも昼寝を導入している企業なんてあるの?」
と思ってしまう方がいても当然です。

長年企業に勤めて昼寝をせず働いてきた方なら、違和感ばかりでしょう。
わたしも、先日友人に会ったときに、
「うちの企業は昼休みにみんな昼寝するよ」と聞き、驚きました。
時代の変化ってすごいな、と改めて感じた瞬間でもありました。
さて、タイトルにも出ている『パワーナップ』というワードですが、まず、この言葉について説明していきます。
『パワーナップ』という言葉は1998年にコーネル大学の社会心理学者・James Maas教授が出版した著書「Power Sleep」で唱えたものです。
簡単に言うと、睡眠についての本ですね。
ニュースZEROで特集してるパワーナップ。
これはいい取り組み‼️やってみたいです。
フード付きブランケットから調達していかないと働く人に昼寝はいかが? 西川が福岡市で毛布配布: 日本経済新聞 https://t.co/fjHSJSuw3y
— どもならん (@shimashima0ft) January 21, 2020
人間は眠った瞬間から深い眠りについているわけではありません。
10分~30分ほど経ち、ようやく深い眠りへと入っていくのです。
『パワーナップ』とは、深い眠りに落ちる前の10分~30分程度の昼寝をすることで、疲労回復・集中力・認知力の向上効果が得られる、というものなのです。
確かに、30分ほど寝てしまうと、本格的な睡眠になりすぎて、起きられなくなることってありますよね・・・
ちょっと横になるような感覚で目を閉じているときのほうが快適だと感じるときもあります。
さて、『パワーナップ』について少しは知っていただけたかなと思うのですが、日本の企業に目を向けてみましょう。
自分自身や知人が昼寝を推奨する企業に勤めていれば身近に感じることですが、全く昼寝とは縁がない方も多いでしょう。
しかし、日本でも昼寝をしてもいい企業が増えてきているのです。
例えば、2018年1月には三菱地所が仮眠制度を導入しました。
仮眠するための仮眠室まで用意されているとのことです。
日本国内の昼寝推奨企業
- 三菱地所
- GMO
- Booking.com
- 株式企業f4samurai
- 株式企業Everforth
- DMG森精機
- Yahoo!
- OKUTA
- Kiraku
- ヒューゴ
ヒューゴでは、スペイン発祥の『シエスタ』を取り入れており、13時〜16時までの3時間を自由に使えるという。昼寝してもよし、スポーツジム・美容院・ショッピングなど時間を有効活用している。(その分終業時刻は遅くなる)
また、昼寝ができるカフェなども増えてきているようです。
ネスカフェ睡眠カフェ(東京都品川区)やpoint 0 marunouchi(東京都千代田区)など様々な業種が仮眠ビジネスに参入しているのです。
日本人は働き者ですし真面目な部分があるので、“企業で寝るなんてあり得ない”と思う方がいると思うのですが、サボっているわけではなく、午後からの仕事をより頑張るためにも昼寝は推奨されているのです。
お昼ご飯を食べたあとは特に睡魔が襲ってきますよね・・・
そうするとどうしても負けそうになってしまうのです。
コーヒーを飲んだりしてカフェインで何とかしようとしてきたかと思いますが、10分でも寝る方がよっぽど力が湧いてくるようです。
『パワーナップ』昼寝を導入している海外の有名な企業はどこ?
次は海外の企業へ目を向けてみましょう。

想像では、日本よりも圧倒的に昼寝が導入されていそうですが、実際はどうなのでしょう。
調べてみると、誰もが知っているであろう「NASA」で採用されていることが発覚しました。
しかも、決められた時間になるとみんな眠らなければいけないという時間が決まっているようです。
「寝たいなら寝てね」というよりも、「この時間には寝てください」ということでしょう。
どうやら1995年ごろから「NASANaps」という仮眠研究が行われていたようです。
さすが、日本とは違って進んでいますね・・・
その頃の日本ではありえない話でしょう。
研究では、記憶や注意力などを評価する認知機能テストなどが行われ、結果的に26分の仮眠が最適だと判断されたようです。
やっぱり冒頭で説明した通り、30分以上だと仮眠とは言えないようですね。
他にも、Googleやナイキなどの有名な企業もパワーナップ制度を導入しています。
しかも車内には昼寝専用の防音室まで設置されているそう・・・
Googleでは、1台8000ドル(日本円では約89万ドル)もするナップポッドを導入しているようです。
日本では正直考えられないですよね・・・
海外の昼寝推奨企業
- Nike
- Uber
- Zappos
- Capital One Labs
- Ben & Jerry’s
- P&G
Zapposのナップルーム(https://www.google.com/calendar?tab=ic1&authuser=0)
海外はやっぱり、日本人よりも考え方が柔軟のような気がしますね。
勤務時間は仕事だけに必死に取り組むというよりも、そのくらいの緩さも必要なのでしょう。
しかもその仮眠によって仕事がはかどるのなら、いいことでしょう。
防音室を設置するとまではいかなくても、仮眠スペースくらいは設けていくのがこれからの時代なのかもしれませんね!
『パワーナップ』昼寝を導入の効果のほどは?
ここまでは主に導入している企業の紹介をしていきましが、実際1番気になるのは効果があるのかどうかというところかと思います。

結論から言うと、効果は絶大のようです。
- 集中力向上
- 20分睡眠で8時間のスタミナ
- 目覚めがよくなる
- ストレス軽減
- 認知能力増加
- 創作意欲上昇
- 活動的になる
- 心臓疾患のリスク減少
これ以外にも個人差はありますがそれぞれが様々なメリットを感じるようです。
確かにどうしようもないほどの物凄い睡魔が襲ってくると、集中も散漫してしまいますし、仕事に対しての意欲が激減してしまいますよね。
「少しだけでいいから今寝たい」ってときは結構あります。
そんなときこそ20分ほどの仮眠をするべきなのです。
そうすることによって、睡魔に襲われダラダラと仕事をするよりも、仕事がはかどるのです。
しかも、心臓疾患のリスクが減少するというのは、すごい効果だと思いませんか?
そのときだけの集中力や創作意欲が上昇するだけではなく、人生にも影響を与えるのです。
様々な効果がある中でも、最も効果が感じられるのは午後からです。
お昼ご飯のあとはどうしても眠たくなってしまうのが人間です。
そんな時こそ『パワーナップ』です。
20分ほどの睡眠によって、午前中よりも仕事に集中できたり思わぬアイディアが浮かんできたりもするのです。
そう考えると、『パワーナップ』によって無限の可能性が生まれますよね。
たった20分ではありますが、8時間睡眠ほどの効果があるとまで言われているので、ぜひ一度試してみるべきです。
朝一度起床して20分の二度寝をするよりも、お昼に20分寝るほうが比べ物にならないほどの変化が感じられるかと思います。
精神的にもストレスが軽減されますし、身体的にも睡魔が飛び、活力が湧いてきます。
「8時間の睡眠になるなんて嘘っぽい」と思われてしまうかと思うのですが本当の話です。
ただし、お昼に20分仮眠をとったからと言って、夜に寝なくていいわけではないのでそこは誤解しないでくださいね!
あくまでも夜も睡眠をとって、お昼は20分の仮眠です。
“仮眠”というのが今回のキーワードなのです。
まとめ
今回は『パワーナップ』について紹介をしていきました。
身近にない方からすると、信じられない時代の変化かと思いますが、これが働き方なのかもしれません。
デメリットは20分ほどの仮眠に費やしてしまう時間かと思いますが、それは後々メリットへと変化してくれるのです。
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